東京都美術館フォーラム2012

11月23日に東京都美術館で「東京都美術館フォーラム2012」が行われました。らくだスタジオでは記録映像の撮影を行いました。

フォーラムのテーマは「コミュニケーションデザイン」ということで、美術館が人々をつなぐコミュニケーションの拠点になりうるかということを考えるフォーラムでした。

メトロポリタン美術館からジョセフ・ロー氏、テリーサ・ライ氏を迎えた講演では、ニューヨークのメトロポリタン美術館の先進的な試みが紹介されており、フォーラムのなかでも特に印象的でした。

実験的な取組のひとつとして紹介されていたのが、Connections と呼ばれるウェブサイトです。
ここではメトロポリタン美術館で働く人々が、ひとつのテーマといくつかの作品について個人的な見解を述べています。
語られている作品は、必ずしもその人の専門ではありません。そのことが内部でも当初は反撥を呼んだようですが、活動を続けていくうちに受け入れれたとそうです。
Connectionsの一例を見た後、作品はこういうふうに見なくてはいけないというような堅苦しさや、そのために感じる美術館に対する敷居の高さが取り払われたようなきがしました。プロジェクトを率いたテリーサ・ライ氏の意図も、おそらくそこにあったのではないでしょうか。

貯蔵する美術館から、市民へ向けて積極的に発信・開放していく美術館へ。美術館の新しい取り組み、面白い取り組みは今後ますます期待できると感じました。

Connections は以下のリンクの先から見ることができます。

Connections – The Metropolitan Museum of Art
http://www.metmuseum.org/connections/

(中岡)

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